意外といける麦茶青汁

意外といける麦茶青汁

青汁の飲み物でのアレンジで多いのは、牛乳や豆乳です。
実際にアレンジして飲んだことがなくても、牛乳や豆乳は様々な飲み物や料理のアレンジの際に使われることが多いため、合いそうだという想像はつきやすいことと思います。
しかし、アレンジの中には「麦茶を用いた青汁」というものもあります。
麦茶はそう濃くない味が特徴なので、なかなか青汁のアレンジには合わないと思われがちですが、人によってはお気に入りになるであろう味わいです。

アレンジをするにあたって、麦茶青汁の作り方は実に簡単です。
粉末青汁はコップなどに粉末をあけ、そこに水や牛乳を入れるのが一般的ですが、それと同じようにただ麦茶を入れて混ぜるだけです。
作りやすさが魅力ともいえます。

気になる味ですが、もちろん普通の麦茶よりも味が苦くはなります。
しかし、かすかに麦茶のあっさりとした味が感じられ、清涼感に優れています。
また、麦茶にはアルキルピラジンという成分が含まれており、血液をサラサラにする効果があります。
青汁だけでも栄養素やそれによる効果はたくさんありますが、麦茶青汁として飲むと相乗効果としてより栄養を得ることができるのです。

最大のメリットとして挙げられることとしては、「コストが低い」という点です。
アレンジをするにはその飲み物を買う必要がありますが、同じ量で比較してみると麦茶は牛乳や豆乳、ジュースなどよりも抜きんでて安い場合がほとんどです。
なので、水で混ぜる場合と同じように青汁以外の出費を心配は低いのです。

逆に、注意点もあります。
1つは、「作り置きをしない」ということです。
麦茶は、その多くが水にパックを入れて置いておくことで作る「作り置き型」です。
なので、麦茶青汁を作る際にも「麦茶を作るときに一緒に混ぜておけばよいのでは?」などと疑問が起きがちですが、実際にそうすると飲む直前に1杯分を開けて作る場合に比べて栄養素の劣化が進んでいるため、十分に青汁による効果を得ることが難しくなってしまいます。
なので、作り置きはせずに1杯ごとに混ぜて作るようにしましょう。

また、デメリットとして「苦味嫌いの方には向いていない」という点もあります。
牛乳や豆乳、ジュースなどはそのものの独自の特徴を持った味がしっかりとありますが、麦茶は味が薄いのが特徴であるがために青汁の苦味が軽減されにくくなります。
というわけで、苦味が苦手な人へのアレンジ方法としてはあまりおすすめできません。

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